ネズミを自分で駆除する方法5選|おすすめグッズと効果的な使い方

「ネズミが出たけど、まずは自分で何とかしたい」「業者に頼む前にDIYで試してみたい」——ネズミ被害に気づいたとき、まずは自分でできる対策から始めたいという方は多いでしょう。

自分でネズミを駆除する方法は複数ありますが、それぞれメリット・デメリットがあります。また、駆除と同時に侵入口を封鎖しないと、いくら捕獲してもネズミは戻ってきます

この記事では、自分でネズミを駆除する5つの方法とおすすめグッズ、効果的な使い方、駆除と同時にやるべき侵入口封鎖、業者に依頼すべき判断基準まで解説します。

🐀 DIYで難しそうなら、まずプロの無料調査で診断

DIYに着手する前にプロの目で被害状況を確認すれば、グッズだけで済むか業者依頼必須かが分かります。駆除ザウルスなら現地調査・見積もり完全無料。

▶ 駆除ザウルスで無料調査

自分でネズミを駆除する5つの方法

①粘着シート(粘着トラップ)

費用500〜2,000円(10枚入り)
効果★★★★☆(ドブネズミ・ハツカネズミに有効)
難易度低い(置くだけ)
注意点クマネズミは警戒心が強く避ける場合あり

最も手軽で効果的な方法です。ネズミの通り道(壁際、フンが落ちている場所)に複数枚並べて設置します。1〜2枚ではなく5〜10枚を広範囲に敷き詰めるのがポイント。新聞紙の上に置くと回収が楽です。

効果的な設置のコツ:設置後2〜3日は触らず放置。ネズミは新しいものを警戒するため、慣れるまで待ちます。素手で触ると人間の臭いがつくため、必ず手袋を着用して設置してください。

②毒餌(殺鼠剤)

費用500〜1,500円
効果★★★☆☆(食べさせれば効果大)
難易度低い(置くだけ)
注意点壁の中で死ぬと悪臭が発生。ペット・子供がいる家庭は注意

ネズミが食べることで効果を発揮する薬剤です。蓄積毒タイプ(ワルファリン系)急性毒タイプ(リン化亜鉛)があり、一般家庭では蓄積毒タイプが主流です。

注意:毒餌を食べたネズミが壁の中や天井裏で死ぬと、腐敗臭が発生するリスクがあります。また、ペットや小さなお子さんが誤って触れないよう設置場所に注意が必要です。

③超音波・電磁波駆除器

費用1,000〜5,000円
効果★★☆☆☆(一時的。ネズミが慣れる)
難易度低い(コンセントに挿すだけ)
注意点科学的な効果は限定的。過信しない

超音波を発してネズミを不快にさせる機器です。導入直後は効果がある場合がありますが、ネズミが音に慣れてしまうと効果が薄れます。単独での使用ではなく、粘着トラップや忌避剤との併用をおすすめします。

④忌避剤(ハッカ油・ナフタリン等)

費用500〜2,000円
効果★★☆☆☆(一時的な追い出し効果)
難易度低い
注意点効果は数日〜1週間。定期的な散布が必要

ハッカ油やナフタリンなど、ネズミが嫌がる臭いで追い出す方法です。効果は一時的で、臭いが薄れるとネズミは戻ってきます。侵入口封鎖までの「つなぎ」として使うのが現実的です。

⑤捕獲カゴ(バネ式トラップ)

費用1,000〜3,000円
効果★★★☆☆(大型ネズミに有効)
難易度中(設置場所の選定が重要)
注意点捕獲後の処理が必要。生きたまま捕まる

ドブネズミなど大型のネズミに有効です。餌にピーナッツバターやさつま揚げなどを使い、ネズミの通り道に設置します。捕獲後は生きている状態なので、処理に抵抗がある方は粘着シートのほうが向いています。

※関連記事:自己駆除の前にネズミが出たらまず何をすべきかの初動対応を確認してください。

駆除方法の比較まとめ

方法費用効果おすすめ度備考
粘着シート500〜2,000円★★★★最もおすすめ。複数枚を広範囲に
毒餌500〜1,500円★★★壁内で死ぬリスクあり
超音波1,000〜5,000円★★補助的に使用
忌避剤500〜2,000円★★一時的な追い出し用
捕獲カゴ1,000〜3,000円★★★大型ネズミ向け

最もおすすめは粘着シートを大量に設置する方法です。費用が安く、設置も簡単で、ネズミの通り道に広範囲に敷き詰めれば高い捕獲率が期待できます。

5つの方法を効果・コスト・難易度で再評価

前述5つの駆除方法を、効果・コスト・難易度の3軸で再評価しました。状況に応じた使い分けの参考にしてください。

状況別おすすめの組み合わせ

1つの方法だけでは効果が限定的です。状況別の推奨組み合わせをまとめました。

状況推奨組み合わせ合計コスト目安
軽度(1〜2匹・台所のみ)①粘着シート+④忌避剤2,000〜5,000円
中程度(複数部屋・物音あり)①粘着シート+②毒餌+侵入口封鎖5,000〜15,000円
天井裏に住みつき疑い業者の無料調査を先に依頼調査無料・対応次第
ペット・赤ちゃんがいる家庭①粘着シート+封鎖(毒餌・忌避剤は注意)2,000〜5,000円

駆除と同時にやるべき「侵入口の封鎖」

これが最も重要なポイントです。ネズミを何匹捕獲しても、侵入口が開いたままでは外から新しいネズミが入ってきます。駆除と同時に以下の場所を確認し、封鎖しましょう。

確認すべき侵入口:エアコンの配管穴、換気口・通気口、基礎と壁の隙間、屋根と壁の接合部、排水管の隙間、ガス管の引き込み口

封鎖に使う素材:金属たわし(応急処置)、パンチングメタル、金属メッシュ、防鼠パテ。ネズミは木やプラスチックをかじって破るため、必ず金属素材を使ってください。

▼侵入口の詳しい探し方と封鎖方法はこちら
ネズミの侵入経路はどこ?家に入る場所と自分でできる封鎖方法

⚠️ DIYで限界を感じたら複数業者の見積もり比較を

業者によって料金が2〜3倍違うことも。最低3社の相見積もりで料金とサービス内容を比較しましょう。

▶ 複数業者の見積もりを取る

※関連記事:封鎖箇所の見つけ方はネズミの侵入経路と封鎖方法で詳しく解説しています。

封鎖材の選び方と使い分け

ネズミは1cm程度の隙間からも侵入します。侵入口を全て封鎖しないと、駆除しても新しいネズミが入ってきます。場所別の封鎖材選びをまとめました。

配管周りの隙間

給排水管・ガス管・エアコン配管などが壁を通る部分の隙間には、防鼠パテ(500〜1,500円)が最適です。普通のパテと違い、ネズミがかじっても通過しにくい素材で作られています。ホームセンターの害獣対策コーナーで入手できます。

換気口・通気口

金属メッシュ(網目8mm以下・1個500〜2,000円)が定番です。ネズミは金属を噛みちぎる力は弱いため、金属メッシュは長期的に効果が持続します。プラスチック製の網は噛みちぎられるため、必ず金属製を選んでください。

床下換気口・基礎部分

建物の基礎部分・床下換気口は、パンチングメタル(穴あき金属板・1枚2,000〜5,000円)で封鎖します。床下は通気性を確保しつつ、ネズミ侵入を防ぐバランスが必要です。施工が難しい場合は業者依頼が現実的です。詳しくはネズミの侵入経路の見つけ方と封鎖方法を参照してください。

自分での駆除が難しい場合の判断基準

状況判断
粘着トラップで1週間以上捕れない業者に依頼(クマネズミはトラップを避ける)
天井裏で毎晩走り回る音がする業者に依頼(すでに住みついている)
フンが複数箇所に散在業者に依頼(通り道が複数ある)
配線をかじられている早急に業者へ(漏電・火災リスク)
侵入口がどこかわからない業者に依頼(プロが特定・封鎖)
DIYを2週間以上続けても改善しない業者に依頼(根本解決が必要)

特にクマネズミは警戒心が非常に強く、市販の粘着トラップでは捕獲できないケースが多いです。何日もトラップに引っかからない場合はプロの業者に依頼するのが得策です。

ネズミ駆除業者おすすめ5選を見る
※見積もり無料・全国対応の業者を厳選

※関連記事:プロに依頼する場合はネズミ駆除業者おすすめランキングで業者を比較できます。

業者依頼に切り替える4つの目安

DIYでの駆除が難しいと判断する4つの目安を整理しました。1つでも該当したら、業者の無料調査を検討してください。

①1か月以上対策しても効果が出ない

粘着シートや毒餌を1か月以上設置しても、物音・糞・かじり跡が減らない場合は、巣が天井裏や壁の中にあり、DIYでは到達できない位置に住みついている可能性が高いです。業者の専門機器(赤外線カメラ・内視鏡)での調査が必要になります。

②天井裏や壁の中での物音

天井裏で「カタカタ」「ザザザ」という移動音、壁の中での物音が聞こえる場合は、高所での駆除作業が必要になり、DIYでは安全面・効率面で困難です。配線の損傷リスク(漏電・火災)もあるため、早めの業者依頼が安全です。

③大量の糞尿・悪臭がある

天井裏や床下に大量の糞尿が蓄積している場合、駆除だけでなく専門的な清掃・消毒・脱臭が必要です。糞尿には病原菌(サルモネラ菌・レプトスピラ菌)が含まれており、DIYでの清掃は健康リスクが高いため、業者依頼が現実的です。

④侵入口が特定できない

建物の外周をチェックしても侵入口が見つからない場合、業者の専門調査で隠れた侵入口(屋根の隙間・配管貫通部の見落とし箇所)を特定する必要があります。1か所でも見落とすと再侵入されるため、全侵入口の特定は業者の方が確実です。

よくある質問

Q:粘着シートはどこに設置するのが効果的?
A:ネズミは壁に沿って移動する習性があるため、壁際やフンが落ちている場所の周辺に設置するのが効果的です。通り道に5〜10枚を隙間なく敷き詰めましょう。

Q:毒餌とペットの安全は両立できる?
A:ペットがいる家庭では毒餌の使用は避けるべきです。誤食のリスクがあるため、粘着シートや捕獲カゴを使いましょう。

Q:ネズミを捕まえた後はどうすればいい?
A:粘着シートの場合はシートごとゴミ袋に入れて密封し、可燃ゴミとして処分します。必ず手袋を着用してください。

Q:ネズミはハッカ油で本当に逃げる?
A:一時的な効果はありますが、臭いが薄れると戻ってきます。忌避剤だけでの駆除は期待しないほうが良いです。侵入口封鎖と併用してください。

Q. 毒餌で死んだネズミはどこで死ぬ?

毒餌を食べたネズミは数日〜1週間後に死にますが、巣や壁の中・天井裏など見えない場所で死ぬことが多いため、死骸を回収できないケースが大半です。死骸からの悪臭やハエの発生が問題になることもあるため、毒餌を使う際は死骸処理が困難なリスクを覚悟する必要があります。粘着シートと併用すると、目に見える場所での捕獲も期待できます。

Q. 粘着シートでかかったネズミの処理方法は?

粘着シートでネズミがかかった場合、シートごと厚手のビニール袋(二重)に入れて密閉し、可燃ゴミとして処分します。袋に入れる前に、ネズミの上から新聞紙や段ボールで覆って視覚的に隠すと、処理時の心理的負担が軽減されます。素手で触らず、必ず手袋・マスクを着用してください。

Q. ハッカ油は本当に効く?

ハッカ油はネズミの苦手な香り成分(メントール)を含み、忌避効果が期待できる成分です。ただし効果は限定的で、ネズミが餌や安全な場所を求めている強い動機がある場合は無視されることもあります。単独使用ではなく、粘着シートや侵入口封鎖との併用が現実的です。猫がいる家庭ではハッカ油の中毒リスクが高いため、使用場所と濃度に注意してください。

Q. 駆除費用は確定申告で控除できる?

業者に依頼した駆除費用は確定申告の「雑損控除」の対象になる場合があります。DIYで使った道具代も、被害の程度によっては対象になることがあるため、領収書は保管してください。詳しくは駆除費用の確定申告・雑損控除を参照してください。火災保険が使えるケースもあるため、保険証券も併せて確認することをおすすめします。

Q. 駆除中もネズミが現れない期間がある。完了したと判断していい?

ネズミが現れない期間が2週間以上続けば、駆除がある程度成功した可能性があります。ただし「侵入口の封鎖」が完了していないと、新しいネズミが入ってくるリスクがあります。完了判断の目安は、①2週間以上物音・糞・かじり跡なし、②侵入口の封鎖完了、③定期的な点検(月1回)で異常なし、の3条件。1か月以上経過しても異常がなければ、対策成功と判断していいでしょう。

まとめ

自分でネズミを駆除する場合は、粘着シートを大量に設置+侵入口の封鎖がセットで最も効果的です。超音波や忌避剤は補助的な位置づけで、単独では根本解決になりません。

2週間以上DIYを続けても改善しない場合や、クマネズミが疑われる場合は、早めにプロの業者に相談しましょう。

▼あわせて読みたい
ネズミが出たらまず何をすべき?初動対応から駆除までの完全ガイド

▼あわせて読みたい
ネズミのフンを見つけたら?特徴・見分け方と正しい処理方法

▼あわせて読みたい
ネズミ駆除の費用相場は?料金と安く抑えるコツ

あわせて読みたい関連記事