「ネズミが出たけど、まずは自分で何とかしたい」「業者に頼む前にDIYで試してみたい」——ネズミ被害に気づいたとき、まずは自分でできる対策から始めたいという方は多いでしょう。
自分でネズミを駆除する方法は複数ありますが、それぞれメリット・デメリットがあります。また、駆除と同時に侵入口を封鎖しないと、いくら捕獲してもネズミは戻ってきます。
この記事では、自分でネズミを駆除する5つの方法とおすすめグッズ、効果的な使い方、駆除と同時にやるべき侵入口封鎖、業者に依頼すべき判断基準まで解説します。
自分でネズミを駆除する5つの方法
①粘着シート(粘着トラップ)
| 費用 | 500〜2,000円(10枚入り) |
| 効果 | ★★★★☆(ドブネズミ・ハツカネズミに有効) |
| 難易度 | 低い(置くだけ) |
| 注意点 | クマネズミは警戒心が強く避ける場合あり |
最も手軽で効果的な方法です。ネズミの通り道(壁際、フンが落ちている場所)に複数枚並べて設置します。1〜2枚ではなく5〜10枚を広範囲に敷き詰めるのがポイント。新聞紙の上に置くと回収が楽です。
効果的な設置のコツ:設置後2〜3日は触らず放置。ネズミは新しいものを警戒するため、慣れるまで待ちます。素手で触ると人間の臭いがつくため、必ず手袋を着用して設置してください。
②毒餌(殺鼠剤)
| 費用 | 500〜1,500円 |
| 効果 | ★★★☆☆(食べさせれば効果大) |
| 難易度 | 低い(置くだけ) |
| 注意点 | 壁の中で死ぬと悪臭が発生。ペット・子供がいる家庭は注意 |
ネズミが食べることで効果を発揮する薬剤です。蓄積毒タイプ(ワルファリン系)と急性毒タイプ(リン化亜鉛)があり、一般家庭では蓄積毒タイプが主流です。
注意:毒餌を食べたネズミが壁の中や天井裏で死ぬと、腐敗臭が発生するリスクがあります。また、ペットや小さなお子さんが誤って触れないよう設置場所に注意が必要です。
③超音波・電磁波駆除器
| 費用 | 1,000〜5,000円 |
| 効果 | ★★☆☆☆(一時的。ネズミが慣れる) |
| 難易度 | 低い(コンセントに挿すだけ) |
| 注意点 | 科学的な効果は限定的。過信しない |
超音波を発してネズミを不快にさせる機器です。導入直後は効果がある場合がありますが、ネズミが音に慣れてしまうと効果が薄れます。単独での使用ではなく、粘着トラップや忌避剤との併用をおすすめします。
④忌避剤(ハッカ油・ナフタリン等)
| 費用 | 500〜2,000円 |
| 効果 | ★★☆☆☆(一時的な追い出し効果) |
| 難易度 | 低い |
| 注意点 | 効果は数日〜1週間。定期的な散布が必要 |
ハッカ油やナフタリンなど、ネズミが嫌がる臭いで追い出す方法です。効果は一時的で、臭いが薄れるとネズミは戻ってきます。侵入口封鎖までの「つなぎ」として使うのが現実的です。
⑤捕獲カゴ(バネ式トラップ)
| 費用 | 1,000〜3,000円 |
| 効果 | ★★★☆☆(大型ネズミに有効) |
| 難易度 | 中(設置場所の選定が重要) |
| 注意点 | 捕獲後の処理が必要。生きたまま捕まる |
ドブネズミなど大型のネズミに有効です。餌にピーナッツバターやさつま揚げなどを使い、ネズミの通り道に設置します。捕獲後は生きている状態なので、処理に抵抗がある方は粘着シートのほうが向いています。
駆除方法の比較まとめ
| 方法 | 費用 | 効果 | おすすめ度 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 粘着シート | 500〜2,000円 | ★★★★ | ◎ | 最もおすすめ。複数枚を広範囲に |
| 毒餌 | 500〜1,500円 | ★★★ | ○ | 壁内で死ぬリスクあり |
| 超音波 | 1,000〜5,000円 | ★★ | △ | 補助的に使用 |
| 忌避剤 | 500〜2,000円 | ★★ | △ | 一時的な追い出し用 |
| 捕獲カゴ | 1,000〜3,000円 | ★★★ | ○ | 大型ネズミ向け |
最もおすすめは粘着シートを大量に設置する方法です。費用が安く、設置も簡単で、ネズミの通り道に広範囲に敷き詰めれば高い捕獲率が期待できます。
駆除と同時にやるべき「侵入口の封鎖」
これが最も重要なポイントです。ネズミを何匹捕獲しても、侵入口が開いたままでは外から新しいネズミが入ってきます。駆除と同時に以下の場所を確認し、封鎖しましょう。
確認すべき侵入口:エアコンの配管穴、換気口・通気口、基礎と壁の隙間、屋根と壁の接合部、排水管の隙間、ガス管の引き込み口
封鎖に使う素材:金属たわし(応急処置)、パンチングメタル、金属メッシュ、防鼠パテ。ネズミは木やプラスチックをかじって破るため、必ず金属素材を使ってください。
▼侵入口の詳しい探し方と封鎖方法はこちら
ネズミの侵入経路はどこ?家に入る場所と自分でできる封鎖方法
自分での駆除が難しい場合の判断基準
| 状況 | 判断 |
|---|---|
| 粘着トラップで1週間以上捕れない | 業者に依頼(クマネズミはトラップを避ける) |
| 天井裏で毎晩走り回る音がする | 業者に依頼(すでに住みついている) |
| フンが複数箇所に散在 | 業者に依頼(通り道が複数ある) |
| 配線をかじられている | 早急に業者へ(漏電・火災リスク) |
| 侵入口がどこかわからない | 業者に依頼(プロが特定・封鎖) |
| DIYを2週間以上続けても改善しない | 業者に依頼(根本解決が必要) |
特にクマネズミは警戒心が非常に強く、市販の粘着トラップでは捕獲できないケースが多いです。何日もトラップに引っかからない場合はプロの業者に依頼するのが得策です。
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よくある質問
Q:粘着シートはどこに設置するのが効果的?
A:ネズミは壁に沿って移動する習性があるため、壁際やフンが落ちている場所の周辺に設置するのが効果的です。通り道に5〜10枚を隙間なく敷き詰めましょう。
Q:毒餌とペットの安全は両立できる?
A:ペットがいる家庭では毒餌の使用は避けるべきです。誤食のリスクがあるため、粘着シートや捕獲カゴを使いましょう。
Q:ネズミを捕まえた後はどうすればいい?
A:粘着シートの場合はシートごとゴミ袋に入れて密封し、可燃ゴミとして処分します。必ず手袋を着用してください。
Q:ネズミはハッカ油で本当に逃げる?
A:一時的な効果はありますが、臭いが薄れると戻ってきます。忌避剤だけでの駆除は期待しないほうが良いです。侵入口封鎖と併用してください。
まとめ
自分でネズミを駆除する場合は、粘着シートを大量に設置+侵入口の封鎖がセットで最も効果的です。超音波や忌避剤は補助的な位置づけで、単独では根本解決になりません。
2週間以上DIYを続けても改善しない場合や、クマネズミが疑われる場合は、早めにプロの業者に相談しましょう。
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