「天井裏にコウモリが住みついたみたい、どうやって追い出す?」「追い出した後、また戻ってこないようにするにはどうすればいい?」——この記事では、コウモリの追い出し方(DIY対策4選)と再侵入を防ぐ予防対策を詳しく解説します。
コウモリは鳥獣保護管理法で保護されているため、許可なく捕獲・殺傷することはできません。ただし、忌避剤やくん煙剤を使って追い出すこと自体は合法です。追い出した後に侵入口を封鎖して再侵入を防ぐことが、長期的な解決策になります。
※「今まさにコウモリが部屋にいる」方はコウモリが家に入ってきた!応急処置ガイドをご覧ください。この記事は「屋根裏に住みついている」「繰り返し来る」場合のDIY対策・予防策を解説しています。
🦇 コウモリの追い出し・再侵入防止を最短解決
コウモリは鳥獣保護法で守られているため、自力での捕獲は法律違反。深夜・早朝でも対応可能なプロに任せれば、安全に追い出せます。
コウモリが家に来る5つの原因
①家の周辺に餌となる虫が多い
コウモリは蚊・蛾・ユスリカなどの昆虫を主食としています。街灯や外灯に虫が集まる環境があると、それを狙ってコウモリも寄ってきます。
②侵入できる隙間がある
コウモリは1〜2cmの隙間があれば侵入できます。瓦の隙間、換気口、軒下の隙間、シャッターの収納部分などが代表的な侵入口です。
③暖かく安全な空間がある
天井裏や壁の中は外敵がおらず温度も安定しているため、コウモリにとって理想的な住処です。
④帰巣本能で同じ場所に戻る
コウモリは一度住みついた場所に非常に強い帰巣本能を持っています。追い出しても侵入口を封鎖しないと数日で戻ってくるのはこのためです。
⑤繁殖期に群れで住みつく
6〜8月の出産・育児期にはメスが群れで集まり、1箇所に数十匹が住みつくことがあります。
コウモリを放置するとどうなる?
| 被害 | 詳細 |
|---|---|
| 糞害 | 天井裏に大量のフンが堆積。天井のシミ・腐食の原因 |
| 悪臭 | フンのアンモニア臭が室内に漂う |
| ダニ・ノミ | コウモリに寄生するダニが天井から室内に落ちてくる |
| 感染症リスク | フンに含まれる病原菌(ヒストプラズマ症など) |
| 騒音 | 夕方〜夜間のバサバサという羽音、キーキー鳴き声 |
| 建材の劣化 | フン尿で断熱材が汚損、長期放置で修繕費が高額に |
自分でできるコウモリの追い出し方
方法①:くん煙剤(バルサン等)で追い出す
天井裏にくん煙剤を焚いて煙でコウモリを追い出します。夕方、コウモリが外に出るタイミングに合わせて使うのが効果的です。ただし煙は一時的な効果で、翌日には戻ってくる可能性があるため、追い出した後すぐに侵入口を封鎖する必要があります。
方法②:ハッカ油スプレーで追い出す
コウモリはハッカ(ミント)の匂いを嫌います。ハッカ油を水で薄めてスプレーにし、侵入口付近や天井裏に散布します。費用は500〜1,000円程度で手軽ですが、効果は数日〜1週間で薄れるため定期的な散布が必要です。
方法③:ナフタリン(防虫剤)を設置する
ナフタリンの強い臭いもコウモリを遠ざける効果があります。天井裏の点検口から複数個を投入します。ただしハッカ油同様に効果は一時的で、根本解決には侵入口封鎖が必要です。
方法④:LEDライトを設置する
コウモリは暗い場所を好むため、天井裏にLEDライトを設置して明るくすることで居心地を悪くし、追い出す方法です。効果は個体差がありますが、他の方法と併用すると追い出し効果が高まります。
追い出した後が最重要!再侵入防止策
コウモリを追い出すだけでは問題は解決しません。帰巣本能が非常に強いため、侵入口が残っている限り、戻ってくる可能性が非常に高くなります。追い出した後の封鎖が最も重要です。
侵入口を金属素材で封鎖する
コウモリが完全に外出したことを確認した後、全ての侵入口をパンチングメタルや金属メッシュで封鎖します。封鎖に使う素材は必ず金属製にしてください。木やプラスチックはかじって破る動物もいます。
主な侵入口:瓦の隙間、軒天と壁の接合部、換気口・通気口、シャッターの収納ボックス、エアコンの配管穴、屋根の棟板金の隙間
忌避剤を定期的に散布する
封鎖箇所の周辺にハッカ油やコウモリ用忌避スプレーを定期的に散布することで、コウモリが近づきにくくなります。2〜3週間ごとの散布がおすすめです。
コウモリ駆除の最適な時期
| 時期 | 適否 | 理由 |
|---|---|---|
| 4〜5月 | ◎ 最適 | 冬眠明け・出産前。追い出しやすい |
| 9〜10月 | ◎ 最適 | 子コウモリが飛べるようになり全匹追い出し可能 |
| 6〜8月 | △ 注意 | 出産・育児期。飛べない子が残るリスク |
| 11〜3月 | × 非推奨 | 冬眠期。追い出しが困難 |
4〜5月と9〜10月がベストシーズンです。6〜8月は出産期で飛べない子コウモリが天井裏に取り残されるリスクがあります。
業者に依頼すべきケース
- 天井裏に大量のフンが堆積している
- 侵入口が高所にあり自分では封鎖できない
- DIYで追い出しても繰り返し戻ってくる
- ダニ被害が室内に及んでいる
- コウモリの数が多い(10匹以上)
- フン清掃・消毒・断熱材交換が必要
業者に依頼した場合の費用は2万〜15万円が目安です。追い出し+封鎖+清掃のフルセットで5万〜15万円が一般的です。
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よくある質問
Q:コウモリを殺しても大丈夫?
A:いいえ。コウモリは鳥獣保護管理法で保護されており、許可なく捕獲・殺傷すると罰則の対象になります。忌避剤で追い出して侵入口を封鎖する方法で対処してください。
Q:コウモリは1匹でも対策すべき?
A:はい。1匹見かけた場合でも、天井裏に数匹〜数十匹住みついているケースが多いです。早めの対処をおすすめします。
Q:市販のコウモリ忌避スプレーは効く?
A:一時的な追い出し効果はありますが、忌避スプレーだけでは根本解決になりません。追い出した後に侵入口を封鎖することが不可欠です。
Q:コウモリのフンは危険?
A:はい。コウモリのフンにはヒストプラズマ菌やダニなどの病原体が含まれる可能性があります。素手で触らず、マスク・手袋を着用して処理してください。
まとめ
プロに依頼する場合はコウモリ駆除業者おすすめ5選を参考にしてください。フンの掃除・消毒方法や侵入口の封鎖方法も合わせてご確認を。費用は確定申告で雑損控除の対象になる場合があります。
コウモリが家に来る原因は「餌となる虫が多い」「侵入できる隙間がある」「暖かく安全な空間がある」の3つが主です。追い出し方法はくん煙剤やハッカ油が手軽ですが、追い出した後の侵入口封鎖が最も重要です。
4〜5月と9〜10月がベストシーズンで、DIYで効果が出ない場合や被害が大きい場合は早めにプロの業者に相談しましょう。
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